異なる宗派と、異なる国の文化をひとつに…(モンターニャ)

購入事例・よくあるご相談
お母様を祀る仏壇を探しておられたT様ご夫婦。携帯の検索で、たまたま当店を見つけてご来店されました。「最初見たときは、仏壇屋に見えなくて驚いたよ」と、お洒落な店内の雰囲気にイメージのギャップを感じたそうですが、モダンな現代仏壇を気に入ってくださいました。

亡くなられたお母様は天理教(天保9年〔1838年〕開教)だったそうですが、T様は信仰されていないとのこと。最近、ご家族の中で宗教が違っていたり、奥様の実家の宗派が異なっていたりして「どうやって祀ればいい?」というご相談をいただきます。家庭によって事情はそれぞれなので、一概に「正解」というものはありません。まずは、ご家族でじっくりと話し合って、気持ちの落ち着く先を見つけるようお勧めいたします。T様の場合はお葬儀を無宗派であげて、仏壇は家の宗教にあたる浄土真宗に戻すことになったそうです。
T様は、ご自宅の隣がお母様の家だそうで「しばらくの間は『お仏壇のための家』にしようかと思っている」ということでした。モダンなものを好んだというお母様は、ヨーロピアン家具や漆塗りの調度品を揃えていらっしゃったそうで、そのテイストに合わせて黒姫モンドなどをご覧いただきました。

なかでもイタリア製のアーリアは、エレガントなお母様のイメージにピッタリとのこと。でも小振りなサイズだったので「もっと立派なお仏壇でお祀りして差し上げたい」と仰られ、イタリアの同じ工房で作られているモンターニャをご紹介しました。威風堂々とした重厚感と、お洒落で仏壇に見えない格好良いデザインが決め手となり、「一目惚れした!」とお選びいただきました。

 
モンターニャは、希少なウォールナットの玉杢をふんだんに用いたヨーロピアンスタイルの仏壇です。ローズウッドの象嵌細工に彩られて、イタリア製ならではのエレガンな装い。複雑に湾曲するフォルムに艶やかな鏡面が光を放ち、圧倒的な存在感を醸し出します。

設置したのは和室でした。意外に思われるかもしれませんが、イタリア製の仏壇は、その重厚感から和室にもしっくりと馴染みます。イタリアと日本の異なる文化が融合して、美しい祈りのスペースを作り出しました。

「祀りたい」と想う心に向き合い、辿り着いた一つの選択。T様のお顔には、心からご満足そうな笑顔が浮かびました。

 
このコラムについては
八木研の広報企画室勤務。働くママ目線で、お客様の役立つ情報を発信していきたいです。