無宗教は仏壇がいらない!?

仏壇・仏具の飾り方
現代仏壇のギャラリーメモリア神戸三宮店がリニューアルしたので、宗教工芸社社長の住田氏がお越しくださいました。仏壇・仏具・寺院・神棚のことなら何でもご存じで、いつも興味深いお話を聞かせてくださいます。
最近の仏壇業界についてお伺いしているとき、「もしも、身の回りから手を合わせる場所がなくなったら、どうなると思います?」といきなり質問されました。

毎年、年末には除夜の鐘を聞いて、お正月は初詣に行きます。道路の脇にお地蔵さまや祠(ほこら)があるし、旅行先で古い寺院や神社をめぐることも。そして家の神棚と仏壇・・・。もし、全てなくなったらどうなるでしょう?
2015年6月20日(土)付けの朝日新聞「be」に、アンケート調査が掲載されていました。

「神や仏を信じますか?」の質問に「はい」が58%、「いいえ」が42%で「信じる」が若干多め。それなのに「信仰している宗教はありますか?」という問いで「はい」と答えた人はたった16%、「神や仏を信じる」の58%から42%も少なくなりました。

これは、自然や八百万の神など大いなる力の存在を信じているけれど、特定の宗教を信仰していないということだと思います。つまり現代の宗教観は、一つに特定しない「無宗教」であり、それは神の存在を信じていない「無神論」とは違うと言えます。
住田氏に「手を合わせる場所がなくなったら…?」と質問されたとき、不安な気持ちを覚えました。例えて言うなら「朝おきたら、太陽がなくなっていた」ぐらい、動揺と心細さで心がザワザワしました。

「無宗教」は仏壇がいらないのでしょうか。

「今は結婚式もお葬式も『しない』という選択肢ができました。仏壇がなぜ必要なのか、メッセージをしっかりと伝えることが大切だと思います」と住田氏。想いを感じるのですが、それを言葉にしたとたん、世俗的で別なものになってしまう気がします。

これからお盆にかけて、お墓参りや仏壇に手を合わせる機会が増えます。住田氏からいただいた課題を自分自身に問いかけて、真摯に向き合っていきたいと思いました。

●詳しく知りたい方はこちら⇒そもそも仏壇って何?

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このコラムについては
八木研の広報企画室勤務。働くママ目線で、お客様の役立つ情報を発信していきたいです。