命のリレーを伝える仏壇 ~作家・石川真理子さんインタビュー~

住まいにあうモダンな仏壇・仏具
2016年のスタートとともに、現代仏壇の最新カタログも配布が始まりました。巻頭には、作家・石川真理子さんのスペシャルインタビューが掲載されています。

石川さんは、東京都生まれ。12歳まで米沢藩の武家の末裔であるお祖母様と一緒に暮らし、厳しくも愛情豊かに育てられました。編集プロダクション勤務やフリーライターを経て、現在は作家として活動されています。
世間で話題となった代表作『女子の武士道』『女子の教養(たしなみ)』(ともに到知出版社)は、お祖母様の激動の半生を通して、現代人が見失いかけている「日本人であることの誇り」を説いていらっしゃいます。そんな石川さんの著書に出会い、ぜひお話を伺ってみたいと思ったことが、今回のインタビューのきっかけでした。
取材は昨年10月の終わり、ギャラリーメモリア横浜関内店で行われました。

明治・大正・昭和は戦争や大震災など、まさに激動の時代でした。そんな中でも厳しく己を律して、強く明るく生きた石川さんのお祖母様。その生き方は現代でも、不安や葛藤を抱えながら生きる人の指針になるのではないかと、執筆を始められたそうです。実は石川さん自身も以前は、「私、このままでいいのかな…」と、自分に自信を持てなかったと、意外なお話を聞かせていただきました。
大変穏やかで優しくお話くださる石川さん。お祖母様との思い出を懐かしそうに教えてくださいました。お祖母様は厳しい武家出身の方。怖くはなかったんですか?という問いに、「不思議と怖くなかったんです。私が末息子の末娘だったこともあり、恐らく心配で、同じことでも何度も根気よく教えてくれる。そんな人でした。」と、笑顔で答えてくださいました。お二人を結んでいた絆が、こちらまで伝わるようでした。

石川さんが少女の頃は、お祖母様と毎朝並んでお仏壇にお参りされていたそうです。つい微笑ましくなってしまう様なエピソードも収録されています。

「ご先祖様は子孫の幸せを心から願ってくれていたと祖母から教わりました。自分の命は突然生まれたものではなく、連綿と続く命のリレーの先端にいる。仏壇は、そんな繋がる命の尊さを教えてくれていると思います。」と石川さん。
改めて、石川さんにとって仏壇とは、どういう存在ですか?とお聞きすると、「ご先祖様といつでもお話できる、お電話みたいなものでしょうか。」と、とても素敵なお答えが。「ご先祖様がいつも見守ってくれている気がするんですよ」という穏やかなお言葉に、仏壇に手を合わせて感謝することの意味を感じずにいられませんでした。

カタログではこうしたインタビューのほか、カラーで写真も掲載されています。
ギャラリーで仏壇をご覧になっている様子も撮影させていただきました。特に気になられたという仏壇は「ラティス」。旭川クラフトで制作されたモダンな仏壇です。石川さんは実家とは別に自宅に先祖供養のスペースを設けられているということで、「リビングに置くことができて、身近に感じることができますね。」と、ご共感いただけました。
ギャラリーに近い横浜公園でも撮影は行われ、無事に取材は終了しました。その後、「花ひらく」「まごころ」という直筆メッセージが添えられた、サイン入りの著書をプレゼントしていただきました。落ち込んだ時や心が折れてしまいそうな時でも前向きにさせてくれる、そんな作品です。本当にありがとうございました。
『女子の武士道』特設ページはこちら

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このコラムについては
八木研の広報企画室勤務。働くママ目線で、お客様の役立つ情報を発信していきたいです。